療養病棟について
療養病棟とは病状がほぼ安定し回復期にある人や、日常生活動作訓練の必要な人などを対象に療養環境を整え、
患者さんがより自立度の高い社会復帰を目指せるよう支援することを目的としています。
生活援助の内容
1, 清 潔

入浴できない人は蒸しタオルで清拭します。介助なく入浴できる人は平日毎日入れます。 (機械浴)月・木 (介助浴)火・金
2, 排 泄
患者さんの身体状況に合わせた排泄援助を行っています。オムツは出来るだけはずせるように努力しています。
オムツの人でも少しでも快適に過ごせるよう夜間は吸収力もあり逆戻りもしないオムツを使用して工夫しています。
3, 食 事

また食事はなるべくベッドから離れて食堂で摂ることをお勧めします。
移動が困難な人も昼食だけでも食堂で摂るようにしましょう。
その他
1, 医 療
比較的安定した症状に対する医療で、診察・投薬・処置・リハビリなどを行います。症状が悪化した場合は、担当医師と協力して速やかに対処し、一般病棟に移動していただくこともあります。
2, 入院費用について
患者さんの状態に応じた入院基本料を算定していきます。一般病棟は薬や点滴など別に算定できますが、療養病棟は基本料の中に薬代などは含まれます。
一般病棟との違いをご理解ください。
※入院費の支払いや一日のスケジュールなどは一般病棟と同様です。
3, レクリエーションについて
毎週水曜日11:15~30分程度 担当者が企画して行っています。年間3~4回季節の行事を計画します。
ご家族の参加も歓迎します。
4, 面会について
ご家族や社会との関わりも大切です。面会の時間制限(就寝以降はさけて下さい。)はありません。家族控室や食堂も利用され有意義な時間にして下さい。
また、外出や外泊も積極的に行うようにしましょう。退院後の安心感につながります。
5, リハビリについて

※生活リズムの獲得やリハビリへの意欲を高めるため日中着(寝巻以外の昼間に着る動きやすい服)をお勧めします。
介助の必要な人は援助いたしますのでお申し出下さい。
6, 部屋移動について
各部屋で多少ベッド周囲の空間が異なります。 患者さんの生活動作等により病室の移動をお願いすることがありますのでご了承ください。7, その他

※職員一同ご家族との関わりを大切にしています。
いつでも声をかけて下さい。