看護部長挨拶

　美祢市立病院は地域密着型の病院で、看護部は「市民に信頼され、安全で安心な思いやりのある看護を提供します」という理念に向かい努力しています。看護師の平均勤続年数が16年と長く、ベテラン看護師が多い職場です。継続教育にも力を入れ、各自がスキルアップを図れるよう努力を重ねています。
　美祢市の高齢化率は40％を超え、人口も毎年減少しています。人口構造が変われば必要とされる医療や看護も変化し、病院と地域の保健医療福祉関連の組織との連携が重要となってきます。病状により医療ニーズが高くても、最短の入院期間となり、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるように調整するためには、入院時から退院後の生活を見据えた援助が必要であり、看護師の果たす役割は大きいと考えます。
　新人看護師には1年間の新人教育プログラムに沿っての教育を行い、部署全員で新人を育成する意識を持ち、関わっています。地域の病院だからこそ学べることも多いと思います。看護師資格をお持ちの方、学生の皆さん、美祢市立病院で共に働きませんか。