東日本大震災の被災地に災害支援ナースを派遣しました。
東日本大震災の被災地に災害支援ナースを派遣しました。
私は災害支援ナースとして、平成23年4月17日に空路とバスで岩手県陸前高田市にある高田第一中学校の避難所に赴きました。マグニチュード9.0の巨大地震の破壊力を目の当たりにし、胸が痛みました。震災から一カ月が経過していたので、校庭には約20軒の仮設住宅が建っていました。しかしまだ体育館で約500人、教室で見守りや介護の必要な高齢者が20人避難生活をされていました。派遣された私達3人(他施設の看護師2名)の支援ナースはこの20人の生活支援の担当でした。環境整備や布団干し、バイタル測定や避難所内にある診療所への受診の付添などを行いました。この診療所は盛岡赤十字病院も医師と看護師が24時間体制で診療に当たっており、避難所だけでなく近隣の住民も受診されていました。
看護師 瀬戸口節子
2011年4月17日 | カテゴリー:看護部からのお知らせ |