新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、看護学生の実習も形を変え、最近は短期間の実習やシャドーイングを行っていました。
　今年、山口県鴻城高等学校衛生看護専攻科の老年実習を、5月から9月まで受け入れていました。受け持ち患者さんとの1対1での関わりの中で、患者さんに関心を持ち、個別性のある看護を考え、看護展開していくことは久しぶりで、学生は緊張の中、実習に取り組んでいました。徐々にコミュニケーションも上手になり、バイタルサイン測定や、食事・入浴の介助など色々なことを経験しました。学生は立派な看護師になるという目標を持って日々頑張っていました。
　学生には患者さんや家族との出会いから、看護の素晴らしさや奥深さを感じて欲しいです。スタッフも少しでも力になれるよう、頑張って指導しています。その中で、自分の大切にしたい看護とは何かを見つけてくれたら嬉しいです。