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整形外科

 整形外科は、常勤医師1人と山口大学医学部附属病院及び山口労災病院から派遣されている非常勤医師3人で診察、手術、検査などを行っています。
 「骨粗鬆症」に起因する病気は高齢化が著しい日本において深刻な問題で、美祢地区も例外ではないと思います。特に背骨の骨折(脊椎椎体骨折)や股関節の骨折(大腿骨近位部骨折)は発生頻度も高く、放置すると寝たきりの原因にもなります。尻もちをつくなどちょっとしたけがで腰痛や股関節痛が出現し動けなくなった場合はなるべく早めに医療機関を受診しましょう。
 「坐骨神経痛」は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などで引き起こされる臀部から下肢に生じる神経痛で、悪化すると麻痺をきたし歩行困難となる場合もあります。軽症であれば内服薬やリハビリで改善することが多いですが、効果が不十分な場合は神経ブロック注射や手術を要す症例も少なくありません。長寿に伴い坐骨神経痛に悩む高齢者も増えています。足の痛みやしびれで歩きにくいと感じたら早めに検査を行いましょう。
 「関節リウマチ」は、複数の関節で痛みや腫れが生じる疾患で、30~50歳代の女性に好発しますが男性や高齢での発症も珍しいわけではなく、日本では70~80万人の患者さんがいると推測されます。よくある症状は手指・手関節の腫れや痛みと手のこわばりです。多くの場合両手に認め、手のこわばりは起床時に強くしばらく動かしていると軽くなるのが特徴です。時に手は無症状で肘や膝関節痛のみで発症することもあります。この疾患は自己免疫疾患に分類されます。免疫とは外部から体内に侵入したウイルスや菌に対してリンパ球などが攻撃して体を守ってくれる重要な生体防御機能ですが、自己免疫疾患はこのシステムが乱れて自身の体を攻撃して痛みや関節破壊を来してしまいます。関節リウマチは全身の関節が破壊されて歩けなくなるといったイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、今では有効な薬剤が開発され、早期に治療を開始すれば関節破壊をきたすことなく通常の生活を続けることが可能です。診断される不安はあると思いますが、15年位前まで言われていたような不治の病ではなくなりましたので、前述のような症状がある方は早めに専門医療機関の受診をお勧めします。

整形外科 医師紹介

山本 健志 (平成5年卒)

専門分野

整形外科

認定資格等
 
 
 
 
 

日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリ医
日本リウマチ学会認定専門医
日本医師会認定産業医

非常勤医師

油形 公則 医師
藤 真太郎 医師
寒竹  司 医師
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