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内視鏡室

胃の役割

胃の役割
噴門は食道とつながる胃の部分で、食道への食物の逆流を防ぎます。幽門は十二指腸へつながる胃の部分で十二指腸への食物の通過を調整しています。空になった胃はほとんど運動していません。
胃の中に食物が入ってくると、噴門から幽門に向かって蠕動運動がおこります。このとき幽門はきちんと閉まり、胃底部から胃液が分泌され、蠕動運動によって食物がすりつぶされます。ここで胃液中のペプシンという酵素によりタンパク質が分解されます。
胃で消化された食物が、かゆ状になると幽門が開いて、少しずつ十二指腸に運ばれていきます。でんぷん質のものは早く、肉は比較的ゆっくり、脂肪性のものは最もゆっくり通過します。
胃は他に、食物と一緒に入り込んだ細菌を胃酸で殺菌したり、身体にとって悪い物質を嘔吐して吐き出す働きを、もっています。

内視鏡検査の役割

高い頻度で観察や治療に用いられるのは、消化管用の内視鏡です。
内視鏡とは、外から見えない身体の中を先端にレンズと光源をつけた管を入れて観察するもので、先には処置や治療ができるようになっている最先端の医療機器です。病巣を探すために肉眼での観察だけでなく、画像による観察・顕微鏡で病気の診断をするための組織採取が行えます。胃や腸などの観察をするには、大変有効な検査です。

上部消化管内視鏡検査

上部消化管は、内視鏡が最も頻繁に行われる部位です。
食道・胃・十二指腸が対象になります。
胃痛・胃もたれ・食欲不振が続く・体重が減った・胸の焼ける感じ・酸っぱいものが上がる感じ・黒い便が出た等ありましたら、内視鏡検査を受けましょう。

大腸内視鏡検査

大腸を観察する場合は、肛門から入れる内視鏡を使います。大腸は普段、便があるので下剤を使用して腸の中をきれいにします。きれいになったところで主に大腸粘膜を観察します。 大腸は長い内視鏡で肛門・直腸・結腸・回盲部までの全大腸を観察できます。
大腸は曲がりくねっているので、胃に比べると挿入方法も複雑です。大腸内視鏡を通じて組織採取や、ポリープ切除などの切除や治療も行えます。
便に血が混じる・排便後の出血や下血・便の性質が変わってきた・腹痛・残便感・腹部不快等ありましたら、大腸内視鏡を受けましょう。
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